こんにちは!歯科衛生士のケンモチです!!!
今回は「歯磨き粉」についてです。
虫歯や歯周病、口臭などなど...お口の中のケアで大切なのは毎日の歯磨きです!
その毎日の歯磨きに必要になってくるのが「歯磨き粉」です!
歯磨き粉を選ぶときに種類が多すぎて
選ぶのを迷ってしまう人も多いと思います(><)
そこで、選ぶときのポイントをご紹介しますね(^^)
①フッ素入りの物を選ぶ
フッ素は歯をコーティングして虫歯菌が発生させる酸から守り、歯の再生を助ける働きがあります。
日本の歯磨き粉のフッ素配合量は1500ppm以下と定められており、1450ppm程度までのものが販売されています。
なのでフッ素入りの歯磨き粉を選ぶときは、数値が高い物を選びましょう!!!
歯磨き粉の表もしくは裏に「~ppm」と記載されていますので確認してみて下さい(^^)
また、成分表のところに「フッ化ナトリウム」「ハイドロキシアパタイト」と
記載されていればフッ素が配合されていますが、~ppmと書いていなければフッ素の配合量は低いです。
②自分の目的(悩み)にあっている物
お口の中の悩みは人それぞれです。
虫歯予防・歯周病予防(歯槽膿漏)・口臭・着色汚れ(ホワイトニング効果)・知覚過敏....
目的(悩み)にあった成分配合の歯磨き粉を選びましょう!
[虫歯予防]
・フッ素1000ppm以上のもの
・フッ化ナトリウム
・ハイドロキシアパタイト
・モノフルオロリン酸ナトリウム
[歯周病予防]
・IPMP(イソプロピルメチルフェノール)
・塩化セチルビリジニウム(CPC)
・塩酸クロルヘキシジン(CHX)
→すでに歯肉(歯茎)に炎症がみられる人は
歯肉(歯茎)の腫れ・出血を抑制する
・グリチル酸
・トラネキサム酸(TXA)
歯肉(歯茎)の活性化が期待できる
・ビタミンE(酢酸トコフェロール)
[ホワイトニング効果]
・ポリリン酸ナトリウム
・PEG(ポリエチレングリコール)
・PVP(ポリビニルピロリドン)
・EXポリリン酸(短鎖ポリリン酸)
[知覚過敏]
・乳酸アルミニウム
・硝酸カリウム
[口臭]
・イソデシルガラクトシド液
・ラウロイルサルコシン
・ナトリウム(LSS)
・塩化セチルビリジニウム(CPC)
・トリクロサン(TC)
・塩酸クロルヘキシジン
・塩化亜鉛
それぞれの主な成分になります。
ご自宅にある歯磨き粉、これから買う予定の人
ご自身の目的(悩み)に合った歯磨き粉を確認・選択
してみて下さい!!!
③歯磨き粉の味
歯磨き粉はもちろんお口の中で使用するのもなので
味は重要になってきますよね。
1つ1つ違いますので、辛いのがいい・辛くないのがいい
スースーするのがいい・しないのがいい....など
味の好みの人それぞれです。
自分好みの味を見つけてみて下さい!
以上が歯磨き粉を選ぶときのポイントです!
なんとなーく買っている歯磨き粉
これからは自分にあった歯磨き粉を見つけましょう(^ω^)
鷹ノ巣歯科室では以下の歯磨き粉を販売してます↓
・チェックアップスタンダード(フッ素1450ppm)
・システマセンシティブ(知覚過敏)
・ルシェロホワイト(ホワイトニング効果)
・3Mクリンプロ歯みがきペーストF1450(虫歯・歯周病予防)
・コンクールジェルコートF
[こども用]
・チェックアップこども
・チェックアップジェル
受付に置いてありますのでチェックしてみて下さいね♪
<余談>
私は家で3つの歯磨き粉を使い分けています!
普段は虫歯予防に特化した歯磨き粉を使っていて
臭いが気になるときは歯周病予防の歯磨き粉
歯の色が気になるときはホワイトニング効果のある歯磨き粉
を使っています(^^)
患者さんにもオススメができるように
いろいろな歯磨き粉を試し中です☆